スタディ真志喜教室のY・Mです
梅雨明けというニュースに踊らされ、翌日傘を持たずに歩き回り、
全身びしょ濡れ、財布の中まで悲しい結果になったことは内緒にしておいて下さい
一学期期末テストも終わり、塾内の雰囲気は近づいてくる夏季休業に浮足立っている気がします
3学期制の学校では、次の定期テストまで2・3カ月の猶予が与えられたことになりますが、
ここで気持ちを緩めるのか引き締めるのかが、その個人の3~5年先、いや
これからの人生をある程度決めることになると、最近よく考えます
人間は、”これから”のことを想像できる唯一の生き物です
勉強がこれからの人生の役に立つのか
それははっきり言って、分りません
しかし、絶対に言えることは”役に立たない”と言い切ることはできないということです
例えば
無人島に放り出されるときに、”役に立つかどうか”を考えることは無意味です
役に立つか立たないかの前に、身にかかるであろうあらゆる災難に備え、
できるだけの道具を準備する人間が、
生き残るのではないでしょうか?
知識は、人間が持つことのできる最上の道具です
勉強しなかったことを悔やんでいる人の声はよく聞きますが、
勉強したことを後悔している人の声は聞いたことがありません
準備をしなかった人の後悔には誰も耳を傾けません
それを選んだのはあなたでしょう?
世の中とは、社会とは、人生とは、どんな人間に対しても悲しいくらいに平等です
助けてくれる人がいて、自分が努力することを喜んでくれる人がいる
それは、とても幸せなことです
人生は一度きり
今まで知らなかったことを知ることができる喜びは
人間だけに与えられた幸福です
昨日分らなかったことを今日に
今日分らなかったことを明日に
ただ目の前を流れる風景を眺めるのではなく、
そういう風に日々を過ごしていくことが、
真に”充実した生き方”なのだと、思います